映画・テレビ

証券化&映画のネーミングについて(2/26)

>Asset-backed Securities(MFE)出席

格付会社のレーティング手法についての続き、及び自動車ローン・クレジットカードの証券化について。

前者については優先劣後関係・過剰担保・準備金勘定の設定・スプレッド・保険等の組成者が考慮すべき信用引き上げ策と、格付会社側が実施するストレステスト・モンテカルロシミュレーションについて、及びその他CMBSのレーティングについて。

後者については自動車ローンの特徴(組成者は自動車会社と一部銀行、サブプライム層については金融機関、プライシングはデフォルト関連中心、新車が中古車よりも安全性が高いこと、期間が短期、金利と相関しないこと)、クライスラーのケース(キャッシュフローのモデリングの難しさ)、クレジットカードローンの特徴。

あまり簡単に結論付けたくないが、債務者の顔が見えず、格付会社、組成者、引受者の間で利益相反する商品に対して投資家は購入前に慎重に検討すべし、ということ??

>行動ファイナンス(MFE)出席

確率統計の常識を破る人間の心理状態を分析。あまり肩肘張った議論ではなく話のネタとしては面白いが、今後この分野は深化していくのか、金儲けに繋がるのか??

この分野の研究者の方と話をすると、やはり現実との距離感、実用性といったところが課題なのだそうだ。個人的にはアルゴリズム生成などに応用出来たら面白そうな気もするが、、

>"Ratatouille"

アカデミー賞授賞式中継を見た影響で、少し前に購入していたDVDを週末にようやく鑑賞。感想はまあまあといったところか。

ところで、日本名を見て笑ってしまった。「レミーのおいしいレストラン」。全く違った印象を与える、センスの無いネーミングは誰が思いついたのだろうか。一流の批評家向けに、凝ったフランス料理ではなく農夫が食べる素朴なラタトゥーユを差し出すところがこの作品のミソで、しかもネズミ"Rat"と掛け合わせている良さが全く消されてしまっている。

同様のタイトル修正はこれまでにも何度か見てきたが、もう少し原著を活かす判断があっても良いのかな、と思った。

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A Beautiful Mind(12/1-3)

12/1 近所の日本へ帰られる方の送別会を我が家で開催。これまでバークレー近辺の研究者同士の小旅行などを企画したいただいたり、食事に招いていただいたり、何かとお世話になった方だったので。。

12/2 別の近所の方とゴルフ打ちっぱなし+我が家で食事。楽しんでいただいて何より。びっくりニュースも。。

夜はテレビで上映していた"A Beautiful Mind"を観る。たまたま直近のセミナーでナッシュのアプローチをM&Aに当てはめた研究に触れていたのだが、映画としても非常に良かった。ただ多少の脚色(というか醜い部分の削除)は有り。

12/3 Real Estate Financeに出席。CMBSについて。CDOの組成がこれほど醜かったとは。。日本のブログなどではトランチ毎の相関が高すぎることを問題視した分析が多いが、CMBS等の個別の組成で売れないB~BBBメザニン部分を、より流動性の高い市場を持つCDOに集め、そのなかで順位をつけてAAA~Bまで切り売りする、という組成の背景を知っている人は少ないのではないか。つまりゴミを集めて、ゴミの中で順位をつけてゴミのなかの「宝石」とゴミのなかの「ゴミ」とに分けて売っているようなもの。所詮ゴミはゴミなのだが、下にどれだけサポートするトランチを持っているかで格付が決まるので、AAAが生まれてしまう仕組みが大問題。こんなものを買って満足していたのか。。

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