周囲の方々からの宿題(4/17)
>宿題
最近日本に関するいくつかのテーマについて調べて欲しい、という依頼が周囲の方々から立て続けに寄せられた。日本人ながら認識していなかったものや、ストレートに答えが導けなかったものもあった。折角調べてすぐに忘却の彼方というのも勿体無いので、備忘録として記しておく。それにしても日本の情報開示の遅れを節々に感じた。。
「日本にクローズドエンドファンド(投資信託で、一定期間後からは新規の投資マネーを募らないもの)は多いのか?ディスカウント/プレミアムのデータベースはあるのか?」
かつてクローズドエンドファンドは流行っていたものの、ETFの登場によって大分消滅した模様(それでも数本は生き残っていることを確認)。
データベースはhttp://www.etfconnect.com
「日本のバーコード業界は何故成功しているの?」
日本のバーコード業界が世界的にみても発展していることは恥ずかしながら認識していなかった。一般的にはバーコードを導入することで小売や流通業界の在庫や部品管理、販売や消費者の嗜好といったデータベースが整理出来るというのがメリットだが、日本の場合は携帯を使ったものが浸透している。一般にバーコードというとタテ線がいくつも並んだ1次元のものを思い浮かべるが、データの要領を増やした2次元(タテとヨコの箱型)のものもある。携帯で使用するのはこの2次元のうち「QR」という規格で、日本のデンソーウェーブという会社が開発し、誰でも無料で使用出来るようにしたものだ。このQRが一般人に普及していることが他の国との違いといえそうだ。
その要因はQR規格の使用が無料であること、日本人の生活に入り込んでいる携帯で使えること等が考えられる。日本で何故携帯の諸機能が発達しているのかというのは別の大きなテーマだが、日常から車を用いず公共交通機関を使って長時間通勤・通学していることが大きく影響していると思う(メールやネットを見ているアメリカ人はあまり見ない。)。あとは文化的な違いもあろう。
ちなみに聞いてきた相手はバーコードを宣伝のツールとして提供するビジネスへの参入を画策しているらしい。日本のQRの場合、使用すること自体に費用は発生せず、周辺のハードウェア(読み取り機やプリンタ)・ソフトウェア、サプライ(シールやインクリボン)、システムコンサルティングなどで収益を上げている模様。新たなビジネスを考える際、他国での成功要因とその前提を理解することは重要なのだろう。
「IPO銘柄の上場初日の取引価格に制限はあるのか?」
ある。東証とジャスダックとで微妙な違いはあるが、単純化すると公募価格の4倍(+制限値幅)が上限、1/4(-制限値幅)が下限ということになる。このように制限は緩いので、ブルマーケットでは上場前後のバブルが発生し、やがて収束するパターンが多い。このため上場から一定期間のリターンがマイナスとなる銘柄は多い。
いつぞやの誤発注事件を思い出した。
>NHLプレーオフ観戦
シャークスとフレームスの第5戦。これまで双方譲らす2勝2敗の一進一退を続けてきた。4戦先勝で次のラウンドに進むので、この日はからずも極めて大事な試合となった。
結果は4-2の勝利。レギュラーシーズンと比べ物にならないほど選手は死闘を繰り広げているし、観客も盛り上がっている。隣に座った人が色々と薀蓄を語ってくれた。終了後のスタジアム内外は叫ぶ者あり、クラクション鳴らす車ありで大変賑やかだった。
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