信用危機
この1週間は、、、本当に地獄絵図のようだった。食事や睡眠の時間は殆どとれず、市場動向における緊張と、内外での情報交換や調整に追われた。東京が終わってもロンドン、ニューヨークと続くので、24時間、分刻みで新しい情報が上書きされてくる。
一般には大手証券の破綻が引き起こした株価や為替の下落とかがクローズアップされているが、喫緊の課題は「信用収縮」に尽きる。
相場の下落は損失を出せば済む。もちろんそれに伴う影響は大きいが、金融機関が相互に疑心暗鬼となってお金を融通出来ない(お金が返ってこないかもしれない)信用危機は、相場の変動とは別次元の話。お金が不足したまま1日を終えた時点でその金融機関はアウト=破綻ということで、問題の深刻度合いは比べ物にならないと思う。90年代後半の日本では似たような流動性危機があったが、このときは日本限定であった。しかし今回は全世界に波及している点で、史上最大規模の危機といえる。
その信用収縮は収まるどころか急速に進行している。米国の財務省やFEDが立て続けに対策を打ち出しているが、焼け石に水状態。もはや当局が市場の全取引を保証する、くらいの宣言をしないと収まらない勢いだが、さすがの米国当局も今回の一連の対応は遅れがちだったと認めざるをえないだろう。
とにかく来週も試練の場が続きそうだ。
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