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2008年3月

2008年3月31日 (月)

キャンパス&サクラメント散策(3/30-31)

>キャンパス散策

天気が良いので、人があまりいないキャンパスを散策。こちらも桜がきれいに咲いている。

Uccampus

少しフリスビーで遊んで帰宅。

>サクラメント散策

バンパー修理が終了したマイカーを板金屋に取りに行き、そのままカリフォルニア州都のサクラメントへ。経済の中心であるサンフランシスコやLAと違い、こじんまりとした印象だが、道や建物はよく整備されており、サンノゼなどのサウスベイともよく似ていると感じた。期待して行くと少し物足りないかもしれないが、一度は足を運んでみると面白い場所だと感じた。

・州庁舎

シュワ知事が普段仕事をしているところだ。

Sacramento_capitol_1  Sacramento_capitol_governor

・鉄道博物館

その昔、ゴールドラッシュに沸いたころに西部開拓の一環として敷かれた鉄道は現在のアムトラックに引き継がれている。少し東にある、険しいシエラネバダ山脈を越える交通手段が設置されたことはとても意義があるのだそうだ。過酷な労働は中国からの移民が担ったらしい。

Sacramento_railway_museum Sacramento_railway_museum_2

実際の車両がいくつも展示されており、当時の様子が再現された車内に入ってみたりできる。なかには実際に走っているかのような振動や音を仕組んでいるものもあり、意外と楽しめた。

・オールドタウン

西部開拓時代の街の様子が再現されている。

Sacramento_oldtown

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2008年3月29日 (土)

サンフランシスコ周遊(3/29)

今度はサンフランシスコを散策。

>アルカトラズ島

サンフランシスコの観光には欠かせないスポットだが、東京にいながら東京タワーに上らないのと同じ感覚で、近すぎて今まで行かなかった場所である。片道30分のフェリーには1週間先まで予約が殺到する人気ぶりだが、意外と面白いものだった。

アルカトラズ島とはサンフランシスコ湾内に浮かぶ島で、1930年代半ばから60年代まで全米中の極悪囚達を収容した刑務所。厳重な警備に加えサンフランシスコまでの距離は2-3kmながら高い波と冷たい水温とで、生きて脱獄するのが不可能とされた。

Alcatraz

Cell

それでも何度か脱獄を試みた囚人がいたらしい。中には食事で支給されるスプーンを用いて1年掛けて換気口の穴を人が通れる程度に拡げ、夜間にベッドに頭のみのダミー(髪の毛つき)を仕込み、脱出しようとした者も。残念ながら生きて逃げられた可能性は低いらしい。

>サンフランシスコ

フィッシャーマンズワーフからハイドストリート経由でユニオンスクエアにかけて市内をゆっくり散歩。さりげない名所があったりするので、敢えて徒歩で。

フィッシャーマンズワーフは大勢の観光客で賑わっており、観光シーズン到来を思わせた。

Russian_hill ラシアンヒルの豪邸。普通の人では手の届かない地域だ。

Victorian_houses California_mason

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2008年3月28日 (金)

Berkeley散策(3/27-28)

>近隣散策

春休みも後半に突入。近所でテニスがてら散歩もしてみた。

Cherry 桜は既に咲いている。

Rose_garden テニスコートがあるRoseGarden。文字通り季節になるとバラが咲き乱れる。尚、コートは予約無し・無料である。

テニスの後はPeet'sCoffeeへ一号店へ。日本では無名なPeet's Coffeeは、ベイエリアには至るところにある。スターバックス発祥となった店として、また同社向けの豆を納入していたことで有名だが、スターバックスのようなマニュアル的雰囲気ではなく、アットホームさがある点が気に入っている。

Peets_coffee 自宅から徒歩5分にあるPeet'sCoffee一号店。

>Sharks(NHL)優勝

本日SanJoseがPacificDivision優勝を決めた。前日のStars戦では際どい勝利だったが、今日は昨年度スタンレーカップ覇者であるDucks相手に圧勝。プレーオフに向けて調子を維持してもらいたいものだ。

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2008年3月26日 (水)

あと2ヶ月。(3/25-26)

>お世話になった先生の帰国

こちらに来て以来、何かとお世話になっていた同じマンションに住む先生が日本へ帰国。ついに来てしまったという感じだ。前日に近隣のフレンチレストランで食事をし、当日は空港までご出発を見送った。

一緒に買い物や旅行に行ったり話し相手になっていただいたり、時には5分前に呼び出してしまったり、夜遅くまで議論したり。。無礼を詫びなければならない事も多々あるが、全く嫌な顔一つせず付き合っていただき今更ながら恐縮な気持ちで一杯だ。そのような方がいなくなってしまうのはご本人はともかく我々夫妻にとっても大きな環境の変化だ。

ここに住んでいるのは各国からの研究者や学生達が中心なので、周囲の方々は頻繁に入れ替わる。そんな中で最も長い時間を過ごした方の帰国によって自分達のバークレー滞在の終わりをも意識させられた。

>メジャーリーグ@東京

ボストンと、我らがオークランドとの開幕戦が東京で行われたようだ。ニュースで映像を見たが、昨季優勝チームが相手とはいえアスレチックスのゲームであれだけの観衆が入るとは、正直驚いた。オークランドは大型選手はいないものの、球団の運営スタイルは金融工学の授業でも取り上げられたほど斬新的な興味深いチームだ。

>NHL

個人的にはアイスホッケーの地元サンノゼシャークスの快進撃が最も嬉しい。シーズン中盤に非常にうまいディフェンスCampbellを補強したことや、CheechooやMarleauといった序盤に調子を落としていた中心選手が機能してきたことが奏功してアウェー中心の11連勝を達成。先週はプレーオフ進出を決めた。次週のレギュラーシーズンとして最後のホームゲームを観戦する。プレーオフも出来れば観に行きたい。

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中米旅行記(7日目-10日目:自然の国コスタリカ)

7日目~10日目:コスタリカ

7日目の午前中はカンクンのビーチで最後にゆったりとゴロ寝。

グルメ・温かい人間・遺跡と文化の国メキシコを離れる。

パナマシティ経由で自然の宝庫コスタリカの首都サンホセへ。パナマもコスタリカも、英語が通じやすいことや、店で売られている商品の共通性等を見ると、アメリカの影響が強いように思われた。空港からホテルまでのタクシーの道中の景色はとてもきれいで、空気も新鮮だ。自然を売りにしている国だけあって首都自体は規模も小さく、アクティビティに出かけるついでに立ち寄る程度で粗方の様子は把握出来たと思う。また首都から車で15分程度のホテル周辺まで来ると道路に歩道が無いため、空き時間に散歩することは無かった。

人の印象は、とてもフレンドリーだったメキシコの人々と比べると、やや冷たさも感じる。顔立ちは昔アメリカと敵対したノリエガ将軍のように険しい。

ホテルの敷地内はジャングルやプール、レストランになっている。ロビーでたまたま従業員にクレームしているアメリカ人中年奥様を見かけた。メキシコの露店で価格交渉していた中年女性を見た時も同じなのだが、従業員の誠意ある対応にも関わらず自分の権利ばかりを主張する人がアメリカに、しかも女性に多い気がする。自己主張しないと生きていけないアメリカでは自然に思えたが、こうしてアメリカ以外の旅先で出くわすと、非常に気分が悪くなる。まあ、基本的に良い人が多いのだが。

Racoon

ホテルのレストランで、人が見ていない隙に砂糖を盗み出すアライグマ。決定的瞬間を見過ごしているとでも思っているのか。。

8日目はカリブ海側の町トルトゥゲーロへ。早朝6時に出発し、途中バナナ農園に立ち寄る。バナナの房が、刈り取られた直後に、すぐ側からモノレールで水洗い及び箱詰めを担当する工場まで運ばれる。

Banana

農園から工場へ、地面に着くことなくバナナが運ばれてくる

全てがシステマティックで近代的な設備に驚く。

トルトゥゲーロでは1時間ほどボートで川を上り、手付かずのジャングルに上陸して散策。ジャングルでは鳥のさえずり、ナマケモノ、ホエザル、葉切りアリ、軍隊アリ、ワニ、色とりどりのヘビ、トウカンなど動物園やAnimalPlanetなどの番組で見るような場面だった。もちろん一切飼われていない。

Snake

周囲の草にカモフラージュした真緑の臆病なヘビ。この後の木登りが異常に早かった。

Bird

浮いている水草の上で生活している鳥。

Caiman

カイマンという小型のワニ。

9日目はまたジャングルへ。こちらはトレイルが舗装されており、前日行ったトルトゥゲーロのものよりは人の手が入った印象だが、それでもナマケモノやハチドリ、見たことの無い蜂や蟻の姿を見ることが出来た。途中ゴンドラに乗ってジャングルを中から真上から観察。無数の動物や植物が共生している。10日目は空港へ向かう昼まで、ホテル内のトレイルやプールサイドでゆっくりと過ごす。ここでもペットショップで見かける色とりどりのオウムや昆虫などに出くわす。このような自然が失われないことを祈りつつ、この地を離れる。

Howler_monkey

ホエザル。朝方に名前通り吠えてうるさいらしい。

Leaf_cutter_ants

葉切り蟻。顎で切り取った青い葉を巣に持ち帰り、それを書こうしてキノコを栽培するハイテクな蟻だ。

Danger_ants

葉切り蟻注意?

ヒューストン経由で深夜にSFOへ。10日間離れると自宅が自宅でないように感じられた。

Viper

歩いている脇の木にへばりついていた猛毒の蛇バイパー。危険だ。

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2008年3月25日 (火)

中米旅行記(5日目-6日目:リゾート地カンクン)

5日目~6日目:カンクン

メリダからイサマルという小さな町を経由してチチェン・イッツァというピラミッドの遺跡へ。

Izamal 立ち寄ったイサマル。町全体が黄色主体。

ここまで来るとカンクンからの観光客で混雑してくる。建築や壁画からマヤとトルテックという2つの文化が混ざり合った形跡がある。ここにあるちょっとした広場は古代のサッカー場で、試合中ゴールを決めた優秀な選手がその場で首を切り落とされ生け贄となったらしい。死の神様へ命を奉げることはとても名誉で、喜んで犠牲になったそうだ。人間の生け贄はトルテック文化の影響。

Chichen_itza チチェンイッツァのピラミッド。四角垂なのはトル テック文化の影響。

Chichen_itza_2

チチェンイッツァの中で、天文学者が住み着いていた施設。

Iguanas_chichenitza 遺跡に住みついてしまったイグアナ。意外と逃げ足が速かったりもする。

ユカタン州を越えるとカンクンはすぐそこ。これまた他のメキシコの街とは全く違った様子で、殆どアメリカといってよい。ラスベガスからカジノを取り除き、大きくそして新しくして海をくっつけた感じ。アメリカ資本のレストランが多く、細かい作法も完全にアメリカ。もちろん英語も通じる。物価はメキシコシティやメリダと比べると驚くほど高い。歓楽街の中心ではいくつものクラブが夜通し営業していて、血気盛んな若者たちが頑張って繰り出している。

Cancun カンクン。

6日目午前中はホテル内のビーチやプールを散策。午後はホテルの向かいにあるアクティビティ専門の店から発着する、ガラス底のボートでの珊瑚礁ツアーに参加。波が高いためか、透明度はさほど高くなかった。

次の日はいよいよメキシコとはおさらば。コスタリカへ向う。

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中米旅行記(3日目-4日目:マヤ文明の街メリダ)

3日目~4日目:メリダ

メキシコシティとはうってかわって湿度も気温も高い。日本を離れて以来の久々の蒸し暑さだ。海抜もわずか6m。

Bench_merida_2 メリダの街中にあるベンチ。少しずれて向かい合う奇妙なスタイルだが、実は合理的?

Street_merida 道にせり出した植木。ボケっと歩いていると突っ込みそうだ。

Soup_merida メリダ含むユカタン地方名物のライムスープ。絶品。

3日目は昼に到着した後、夜まで市内を歩いてぶらぶらして、市庁舎や市場を見て回る。市場はベトナムやタイ、インドなどで見たものに近い。このあたりまで来ると観光客の姿は殆ど無く、売り子もお客も先住民の人達ばかりだ。活気に溢れ、どこか警戒心と探究心を同時に誘う独特の雰囲気。歩くと不思議と元気が出る。夜は市庁舎前の広場で民族舞踊を見る。一日全くタクシーを使わなかったので6キロほど歩いたのであろうか。灼熱の中ではさすがに疲れた。

Market_merida 活気溢れるメリダの市場。

4日目はマヤの遺跡ウシュマルとフラミンゴの生息地セレストゥンへ。驚いたのは、メリダを少し離れた場所では生活の中に本当にマヤ文明の名残があちこちに見られること。観光目的ではない。家は白い円形の外壁に藁葺きの屋根、女性は白い民族衣装に身を包み、露店ではタマリンドや各種フルーツ、ハチミツなどを売っている。人々もマヤ人であることを意識して、言葉もマヤ語を使っている。本当に穏やかな人達だ。古代から現在より発達した天文学や数学に優れ、そうした技術を駆使したピラミッドや建物の残骸が至る所にある。その後当初の予定を変更し、海のほうへ出てマングローブの生い茂るフラミンゴの生息地セレストゥンへ向った。ペリカンや鷲、カワセミの姿もあり、鳥好きにはたまらない場所なのだろう。夜はまた地元料理屋さんへ。ユカタン地方独特のライムスープにハマり、3回目の注文。全体的にどこかタイ料理を思わせる味だ。

Uxmalウシュマルのピラミッド。中央真ん中にある穴から太陽光が抜け、廊下を照らす極めて精密な設計になっている。周囲が丸いのは純粋なマヤ文明の建築様式。

Mayanhouse_merida

田舎道沿いの至る所にある、マヤ建築の一般住居。中にはハンモックが吊るされていて、昼間は皆気持ち良さそうに寝ている。うらやましい。

Flamingos セレストゥンにいた野生のフラミンゴ。この他にもペリカンやハゲタカ、ワシ、ウミウなどがいた。

そういえば、メキシコにきて皆「スペイン人の奴らが侵入してきた」「スペインから独立を果たした」等という言い方をする。そんな彼ら自身見た目がスペイン人だったりするのだが、強烈なアイデンティティーがあるのだろうか。

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2008年3月21日 (金)

中米旅行記(初日-2日目:メキシコシティー)

メキシコで一週間過ごし、コスタリカへ到着。ここで旅の前半を随時振り返る。

初日~2日目:メキシコシティー

サンフランシスコから空路4時間でのメキシコの首都へ。高度2400m。活気と広大さに驚く。大都会。空気が汚れているところも含めて、街の作りが北京に似ているような気もする。意外に安全で、警察が至る所にいる。

しかしアメリカと国境を接しているとは思えないほど英語が通じず、身振り手振りと覚えたてのスペイン語の単語を駆使することになる。

アメリカとの比較でいえば文化の色彩が強いともいえる。人工的なアメリカに対し、メキシコは古代文明の遺跡が豊富で先住民とスペインの文化が混ざり合い、独特の雰囲気があちこちに色濃く残っている。なかでも特に気に入ったのは料理。タコスやトルティージャ以外にもスープや肉・魚料理など、本当にバラエティーに富んでいる。アメリカの大量ジャンクとは比べ物にならないほど味が繊細だ。

Photo

チーズタコス。本当にグルメの国だ。。

テオティワカンのピラミッド、国立人類学博物館、グアダルーペ、ナントカ神殿など。2日目は日曜、キリスト教系の施設ではミサをやっている。貧しい生活を強いられているためか、とても信心深い先住民でごったがえしていた。街で見かける純血と思しき先住民の方々は、同じ先住民でも事実上隔離されているアメリカと違って非常に多い。

Photo_2 市内中央にある教会。日曜なので先住民を中心に大勢集まっていた。礼拝者は皆藁で編んだお札のようなものを手にしている。

Photo_3 テオティワカンの遺跡にある壮大なピラミッド(月のピラミッド)。太陽や月、金星の動きを計算して作られている。古代にこれほど緻密な

設計が出来るとは驚きだ。

Photo_4 グアダルーペというキリスト教の施設。ここでも信心深い先住民達の姿が。

2日目夜はベジャス・アルテスというオペラハウスで開催される民族舞踊の催しに参加。ここでは持っていたクレジットカード・デビットカードのいずれも通用せず(アメリカンエキスプレスのみ。そんなのアリか?)、たどたどしい会話でATMを探し出して現金を引き出し、時間ギリギリで入場した。そんな思いをした甲斐があり、メキシコの歴史を踊りで表現した一連のパフォーマンスを堪能することが出来た。踊り自体はフラメンコに近い。

Photo_5 ベジャス・アルテスで見た民族舞踊。

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2008年3月15日 (土)

MFE卒業式(3/14)

>MFE卒業式

MFE'08の卒業式に出席。金利の期間構造モデルで有名なMITのStephen Ross教授によるスピーチに興味があり、家族・友人席で傍聴。

期待通り、本当に面白い内容であった。ノートを取る雰囲気ではなかったので詳細までは記憶に無いが、大筋では以下の2点が頭に残っている。かなり皮肉とユーモアを交えて語っていた。

・金融工学を過信してはいけない~リスクを分散する技術である一方で、周期的に発生する金融危機を増幅させる要因ともなっている。モデルが全てを解決するという過信が蔓延いるが、間違っている。基本的なことだが、"No free lunch"。

・金融危機の今だからこそチャンスである~会計学者、会計士、政策担当、当局等、周辺の関係者における金融実務の理解が不十分(※)であるため、今回のように危機対応が後手後手になっている。この分野を習得した者に対する社会からのニーズは高まっている。

※具体的な事象として、流動性の低い金融商品をも含めた時価会計適用による、投資家のモデルに対する依存体質醸成、金融機関による資本増強のタイミングの遅れ、租税における不透明性がもたらす悪影響、等を挙げていた。

アメリカの大学の卒業式というものに出席したのは初めてだが、日本のように形式ばっておらず、先生・事務局・学生ともアットホームな雰囲気で面白かった(皆ガウン姿)。60名強しかいない少人数制であるのも要因かもしれない。学生のスピーチのうまさにも驚く。

最後にお世話になった何人かにお別れの挨拶をする。

全員に課される卒業プロジェクトのプレゼンテーションの最優秀者として唯一の日本人Tさんが受賞。つい語学のハンデを言い訳にするクセのある自分にとって、お手本となる事実だ。

>統計学

夜は統計学の最終回。課題は一部簡単な計算ミスをしてしまったが、とりあえずこれで全て終了したことになる。今日の授業は複雑なモデルを扱う際の分散及び線形性の分析(ANOVA)、多重回帰とパラメーター検定、Copula。Copulaは今回の授業でようやくぼんやりとイメージが掴めた。GaussianCopulaが一般的だが、現段階では実務における使用方法に問題がある(モデル自体が経済的な説明力を失ったり、2次元でしか使用していなかったり)ので、解決が必須だろう(解決方法自体はあるが若干複雑)。

この授業から学んだものは多い。実務へスラスラ適用出来るよう復習したい。

これにてひとまずMFE第4ターム+MBASpringAタームの二重攻撃が終わった。正直かなりしんどかったが、何とか終わってみると充実していたので、やった甲斐はあった。明日から、メキシコ・コスタリカの旅に出掛ける。

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2008年3月14日 (金)

綺麗好き&効率的日本人、フリスビー等(3/10-13)

ただ今明け方の4時半、統計学の課題にようやく目処をつけたところで、一週間を振り返る。。

>GlobalStrategy(MBA)参加

P&GJapanのケース。地域毎のニーズにマッチした商品を開発し続けたP&Gグループが、効率化の改革の一環として共通商品の販売を検討するなかで、日本発の「SK-2」を世界向けに拡大すべきかどうかについて議論。

日本では女性が年間洗顔のみに費やす費用が10万円以上、洗顔に5~6回ものステップを必要とするという特殊なマーケット。このような環境は、プッシュ型(消費者ニーズを自ら創造)マーケティングによってもたらされたものだが、同様の戦略でこうした商品が中国やヨーロッパに受けるのか。。

中国ではそもそも価格帯が全く異なること、ヨーロッパでは既存の強力なブランドとの競争を強いられる。一方既にマーケットを理解している日本においては未だ3%のシェアしかなく、拡大余地が十分にある。温泉好きで、毎日入浴することが基本の「綺麗好き」は、日本人特有の事象だと思うので、「日本」グループに加わって討論することになった。

このようなケースであったため色々と生徒や先生から質問されたが、自分自身には洗顔に10分以上かけたり、何ステップも踏む習慣が無いので他人事のように答える。。

>不動産投資(MBA)参加

市況変化の要因の整理、キャッシュフロー計算のおさらい等。

>講演参加

トヨタ自動車元副社長の石坂氏による講演。実は自分自身の大学・学部の先輩にもあたる方。さすが世界のトヨタ、それなりの観衆を集めていた。自分自身としては地域ニーズへの対応と組織の効率化を果たした世界で数少ない企業として、その国際戦略に関心があったが、その部分に関しては説明がやや表面的であったとの印象を受けたのがやや残念か。

>料理会

もうすぐ帰国される大学の先生と、妻が料理を楽しむ会を開催。共通でお世話になっているこちらの先生にも来ていただけることになった。仕事・マーケットの話から旅行の話まで、遅くまで盛り上がることに。秋から東大で教鞭を取られると張り切って折られたのが印象的。

>フリスビー

近所のポスドクの方々との週一ランチ会に参加。昼食の後は皆でキャンパスの芝生でフリスビー。これがまた難しい。練習しなくては。

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2008年3月10日 (月)

送別会(3/9)

今月一杯で帰国される大学の先生方の送別会を我が家で実施。

総勢9名集まっていただき、楽しく過ごすことが出来た。時間経過の早さを身に沁みて感じる。

今度、研究者の一人に射撃場に連れて行っていただけることに。

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2008年3月 8日 (土)

アメリカでの円満退職の重要性(3/8)

>食事

サンフランシスコで生まれ育った友人に市内の名所を歩いて案内してもらった。

サンフランシスコ自体へは何度も訪れているが、観光客のいない地元の名所を教えてもらったので、どこも行ったことがない、もしくは全く意識せず通り過ぎていた、といった場所であった。歴史も細かく聞かされたし、質問もし放題だったのでかなり詳しくなった(つもり)。

散歩の後はラシアンヒルでフレンチの夕食。お互い政治や文化の話が好きなので、自然と話題の中心は今の選挙情勢に。こちらはなかなか目が離せない状況となっているが、オバマやヒラリーではマケインに勝てないのでは、とのこと。

正直、旦那の政権時代にかなりでしゃばったヒラリーに対し、多くのアメリカ人が嫌悪感を持っているのだそうだ。かといってオバマの政策は具体性に欠けるし、、(彼自身は誰も支持しないそうだ)消去法的に(あるいは現実路線で)マケインということになるが、いずれにしても引き続き目が離せない。

今の勤務先を退職し、外務省で働くための試験勉強に専念するのだそうだ。こちらでは転職先が元の職場に連絡して評価をヒアリングするのは日常茶飯事だし、申し込み時に参考人を列挙しなければならない。このため円満退職が必須なのだが、これまた頭が痛いようだ。日本以上に気を遣わなければならないという事実に初めて気づいた。

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ゴルフ日韓戦ほか(3/4-7)

>ゴルフ日韓戦参加

MBAの人達に混ぜていただき、意気込んで参加。国の威信をかけ、最高潮のプレーを披露。といいたかったところだが、元々下手なうえに練習はおろか睡眠不足もいいところで、当然ながらスコアはボロボロ。

良い交流の場なので楽しかったのは事実。次回はスコアを伴うよう、練習にまい進しよう。

>統計学(MFE入学予定者用)

ゴルフの後は金曜夜恒例の統計学。課題は前日徹夜してなんとか歓声。KS検定の等式の最適解を求めるプログラムがなかなか書けず、苦労したあげく力技で完成。

授業は変数の分散が一定でない場合に適用するARCHプロセス、GARCHプロセスと、線形単回帰についてかなり深く突っ込んだ内容であった。特にGARCHは普段実務で使うオプションモデルの弱点(ボラティリティが確率変数として扱われていない)を克服するものとして興味がある。

>ヘンリー・ポールソン財務長官講演

現役の財務長官が学校へ来て講演する、という非常に面白い企画に参加。景気認識について突っ込んだ話でも聞くつもりだったが、実際には学生向けの今後のキャリアについてのアドバイスが中心。福井総裁のように気持ちを滲ませる発言も無く(結果的に市場をボラタイルにさせているということもあるし、そうでないこともある)、まあこんなもんかな、という感じ。

>その他授業

かなり密度の濃いものばかりだった。

Global Strategy:GMのケース。中央とローカルの良いバランスを維持する有効な手段として、機能・地域横断型マトリックスによる経営の研究。

Real Estate Finance:アジア危機の例、日本の不動産の特徴など。

Finance Seminar:社債の過剰ボラティリティについて。

等々。。

>感慨

バークレー滞在も残すところわずか2ヵ月半となった。本当に住みやすいところだと感じている。正直、日本が恋しくなったことは一度も無い。

澄んだ空気、温暖な気候、近隣の環境(サンフランシスコ、海、ワイナリー、ヨセミテ等の大自然、ゴルフ場、スポーツ観戦)、アメリカにしては公共交通網が発達している、人が穏やか、いざと言う時の日本人ネットワーク、etc.

残りの滞在も引き続き充実したものとしたい。たった1年間の滞在なのに、故郷意識が芽生えている。。

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2008年3月 3日 (月)

感謝と怒り。(3/1-2)

感謝と怒りの週末だった。

>感謝

土曜日はAdultSchoolで月1回Idiomの授業の日。朝寝坊したため遅刻してしまった。

会話の例文と問題・解説、イントネーションの置き方の説明、実際に使用している場面を示したビデオや広告等、経験で培った教え方と手作りの教材が印象的。普通は退屈な作業であろう熟語の習得を、これほど楽しく効果的に教えてくれる先生もいないだろう、と思う。一日の授業終了後に、感謝の気持ちを込めてこの授業が如何に生活と大学での授業に役立っているかを先生に伝えたところ大喜びされた。

良いサービスを受けた際には具体的に何が良かったかをフォードバックし、感謝を述べるよう心掛けている。

>怒り

上記授業終了後に近所の方と一緒にサンフランシスコの日本食店で夕食を食べた際。

会計時に戻ってきたのが伝票のみで、カードが返ってきていないのに気づき店員さんを追及するも「我々が返さないのはありえない」「あなたが落としたはずだ」の一点張り。念のため携帯電話番号を置き、店を出てしばらく経ったあと電話が鳴る。「あなたのカードが床に落ちてた

床も含めて店員さんと確認して無かったのだから、先方が返し忘れたに決まっている。連絡をよこしたのはせめてもの救いだが、もう二度と行くまいと思った。嘘と言い訳はアメリカらしいといえばそうだが、そこは日本人が経営しているであろう、日本食の店。そうなると基準が違ってくる(ちなみに味は本場日本のものには到底敵わない)。

クレームをつけるのは、本当は気に入っていてるのに惜しい失点があったとき。改善を期待して再度訪れるだろう。でも二度と訪れないと決めたら、敢えてクレームという労力を使わない。

冷静に考えると、この「クレームつけない」客ほどサービス業者(広い意味で。もちろ銀行も含む)にとって怖い相手はいないだろう。あの手この手を使って市場の意見を取り入れようとする努力はする方策もあるが、提供する側のセンスが最も重要だと思う。ファイナンス理論云々は実はさほど重要ではない(話はそれるが、投資銀行業務や一般企業にとってのファイナンスは取引実施のためのRationalization(正当化)とリスク管理手段(大失敗しないためのツール)にすぎないと考えている)。

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2008年3月 1日 (土)

統計強化月間、旅行準備(2/29)

>Statistics出席

課題はギリギリまで格闘して何とか提出。デフォルト相関の問題で実際にヒストグラムを期間ごとに並べると、その推移に面白いパターンを発見。

この科目に限った話ではないがこちらの課題はあっさりしていて、前提や使用する手段、プレゼンの仕方などは全て自分で設定し、筋が通っていれば良いという形式。実務に近い要因の一つでもあるが、これまた結構楽しかったりする。各自(採点者サイドも)負担が重くなるというトレードオフはある。

今日はKolmogorov-Smirnov(日本語でなんと言うのか不明)検定による分布の種類特定、連続時間下のアセットプライシングのおさらい、ドリフト及びボラティリティの推定2種類(リスク管理・パフォーマンス評価用には連続データの分析、デリバティブのプライシング向けには理論の構築、ボラティリティ推定のためのAR,MAモデル)、Correlogramについて。

いくら考えても分からなかった部分を先生に質問して瞬時に解決。やはり聞いてみるものだ。

>旅行準備

あと少しこの苦しい時期を辛抱すると春休み。ということで、旅行の準備に着手。

・中南米(メキシコ・コスタリカ)の航空券とメキシコの宿、アクティビティを確保。Expediaさまはこちらに来てから度々利用しているが、こうした部分で予算を浮かすしかない。

・その他、ヨセミテの宿を4月の週末に予約。デスバレーやグランドキャニオンにも足を延ばしたい。

>クレーム

最近仲良くしている中国人VisitingScholar集団と昼休みに小部屋で談笑していたら、話し声がうるさかったのか「場所を占拠している集団がいる」とクレームした人がいたらしい。特に図々しい態度をとっていたわけではなかったと思うが、神経質な人もいるのだろう。とにかく気をつけよう、ということになった。自分以外は皆大学の先生なのだが、、

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