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2008年2月

2008年2月29日 (金)

ファニーメイ、フレディーマック(2/28)

>Asset Backed Securities

ファニーメイとフレディーマックの話。ここ1週間でもローンの保証枠が倍増されたり、会計スキャンダルによって強化された規制が再度緩和されたり、政府の景気対策の焦点となっていた。証券化や自身の資産運用としてのローンの組み入れなどに加え、金利マーケットプレーヤーとしても大きい。実質的な政府保証がある彼らにしか出来ないトレードもあtって羨ましい限り。

>Statistics関連

あっという間に1週間が過ぎ、また課題提出締め切りに追われることに。前回は早めの着手が実を結び、ほぼ満点で返ってきたが、、今回は少しスタートが遅かった。

初回の課題から続いている債券ポートフォリオについて、今度は期間毎の価値の相関行列を計算し、デフォルトが発生する度にデフォルト確率が一定割合で上昇し続けるContagionが相関に与える影響を考察するものと、前回送られてきた時系列データが同じ平均と分散を持つことの仮説検定。

>不動産投資、行動ファイナンスやM&Aの授業にも出席。

ちょっとした息抜きに。

>妻の運転免許試験

手続き等があるため付き合いで試験場へ。待っている間、筆記試験を受けに来た黒人のお姉様と雑談。何と13歳のときから運転していた!

唯一の心配事は、実技試験の最初にチェックされる車の装置の正常作動だけだそうだ。

それにしても何故今になって正式に免許を取ろうとしたのか、謎だ。

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2008年2月26日 (火)

証券化&映画のネーミングについて(2/26)

>Asset-backed Securities(MFE)出席

格付会社のレーティング手法についての続き、及び自動車ローン・クレジットカードの証券化について。

前者については優先劣後関係・過剰担保・準備金勘定の設定・スプレッド・保険等の組成者が考慮すべき信用引き上げ策と、格付会社側が実施するストレステスト・モンテカルロシミュレーションについて、及びその他CMBSのレーティングについて。

後者については自動車ローンの特徴(組成者は自動車会社と一部銀行、サブプライム層については金融機関、プライシングはデフォルト関連中心、新車が中古車よりも安全性が高いこと、期間が短期、金利と相関しないこと)、クライスラーのケース(キャッシュフローのモデリングの難しさ)、クレジットカードローンの特徴。

あまり簡単に結論付けたくないが、債務者の顔が見えず、格付会社、組成者、引受者の間で利益相反する商品に対して投資家は購入前に慎重に検討すべし、ということ??

>行動ファイナンス(MFE)出席

確率統計の常識を破る人間の心理状態を分析。あまり肩肘張った議論ではなく話のネタとしては面白いが、今後この分野は深化していくのか、金儲けに繋がるのか??

この分野の研究者の方と話をすると、やはり現実との距離感、実用性といったところが課題なのだそうだ。個人的にはアルゴリズム生成などに応用出来たら面白そうな気もするが、、

>"Ratatouille"

アカデミー賞授賞式中継を見た影響で、少し前に購入していたDVDを週末にようやく鑑賞。感想はまあまあといったところか。

ところで、日本名を見て笑ってしまった。「レミーのおいしいレストラン」。全く違った印象を与える、センスの無いネーミングは誰が思いついたのだろうか。一流の批評家向けに、凝ったフランス料理ではなく農夫が食べる素朴なラタトゥーユを差し出すところがこの作品のミソで、しかもネズミ"Rat"と掛け合わせている良さが全く消されてしまっている。

同様のタイトル修正はこれまでにも何度か見てきたが、もう少し原著を活かす判断があっても良いのかな、と思った。

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2008年2月23日 (土)

ワイン業界動向(2/22)

>Haasでの講演(Michael Mondavi)へ参加

このあたりのワイナリーでは有名な、RobertMondaviの創立者。同ワイナリーは数年前に上場し、現在は別のワイン業を営む起業家だ。たまたまStatisticsの課題を学校でやる必要があったのと、ワインに興味を持ち始めたので参加。経営に深く突っ込んだ話ではなかったものの、ワイン業界を概観出来た点では有意義であった。

・米国ではアルコール販売に関する法律は州毎に相違することが、全米展開へのコスト増要因となっている。15年に及ぶ法律改正への働きかけが奏功し、連邦政府がようやく動き始めた状況。

・米国におけるワインに関する消費者の嗜好は変化し続けている(1960年代デザートワイン中心→現在カベルネ、シャルドネ等)。消費量も20年で10%増加。

・1980年代にワイン健康への好影響が科学的に証明される。1990年代からカリフォルニアワインが世界的に注目され始めると同時に、ワイン産業がビジネスとして洗練されてくる(科学・技術・マーケティンクの融合)。消費者サイドの質と価格のバランス重視もこのあたりから。

・ワインビジネスはブランドイメージと、キーとなるワインショップ・レストランとのリレーションが重要であるため、大量生産・大量流通には不向き。但し個々のワイン生産者が連帯して材料価格を抑えるよう納入業者に交渉するなど、規模の経済メリットを享受することは可能。

・ヨーロッパと比べた場合、マーケットにおける消費量の少なさ、販売者のマージンの高さの要因により1本あたりの価格は高めとなっている。

終了後は同じ講演に出席していたMBA1年生のY氏と昼食。

>Statistics出席

今回は早い段階から課題を取り組んでいたので余裕を持って提出。内容は前回実施したモンテカルロシミュレーションの期待値・分散の標準誤差、有意水準を計算するものと、与えられた時系列データをOrderStatisticsに基づき標準正規分布かどうかを判断するもの。授業内容は以下の通り。

・最尤法:ベイズの公式の対数の微分を取り、「最もありえる」期待値と分散を正規分布、ポワソン分布について導出。一定の前提のもとでは観測値の平均となる点が注目される。

・モーメント母関数:対象の関数の自然対数を何度か微分することにより、全てのモーメントが表現される。

・帰無仮説:t検定、F検定、カイ乗検定。テーブル表やエクセルの分析を利用するのではなく、プログラムによるルーティンを使用したほうが実用的。F検定は自力でのコーディングは無理そう。

・相関:実は奥が深い。マーケットのクラッシュ時にデフォルト相関が上昇したりするものは、2つの正規分布を仮定とした簡易な式では表現出来ない。3次元以上の密度関数が必要。推定方法としてPearson法とノンパラメトリックな方法(Spearman,Kendall)がある。

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2008年2月21日 (木)

授業(2/21)

>RealEstate出席

実務家のゲストレクチャー。デベロッパーとしてのビジネスの特徴とキャリアについてのアドバイス等。

今期の授業選択は生々しさを把握するものと、定量分析系のものとでバランスを取ったつもりで、本クラスは後者。程よい人数で夜間MBAの人達とも知り合えるので、とても気に入っている。

不動産の市況、特にムードについては最悪だそうだ。

>AssetBackedSecurities出席

災害保険についての続きと、格付会社の利害関係について。

>BehavioralFinance及びM&A出席

人の心理によるバイアス、交渉術について。

授業とその予復習・課題に加え、東京とやり取りする案件がありタイムマネジメントが厳しくなってきた。風邪も早く治さないと。

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2008年2月20日 (水)

シュワ知事から手紙?(2/19)

>AssetBackedSecurities出席

気分一新して災害保険について。実は保険と一部のクレジット物の構造がそっくりということで、取り上げられたトピック。

稀にしか起こらない、大きな災害での支払いに備える資本の必要量の考え方について。大数の法則が成り立たないファットテールの解決策として、再保険(根本的な解決ではない)、政府の介入(リスクに見合ったプライシングが困難という欠点有り)、証券化(情報の非対称性は解消)の3点が挙げられる。

>行動ファイナンス出席

正直興味を失ってきたトピックでもある。。

これまでのところ実務で常に考えていた範囲に留まり、アカデミック故の目新しさ・整理・深みに欠けることが最大の要因。

加えて米国の大学の悪い面でもある、単純な内容を面白おかしく話すことで生徒の満足を維持している(ように見える)点。

ただ恐らくこれは少数意見で、授業自体はそれなりに盛り上がっているし、市場でのディーリング経験の無い人が雰囲気を掴むには良いのかもしれない。もう暫く様子見。

>Statistics

ディスカッションセッションに出席する予定だったが、体調不良だったこと、ぱっと見たところ自分含めて4名と少なかったことで意欲減退。そうしたなか自信ありげな生徒の一人が「皆宿題で私に質問なーい??そのために来たんだけど」などと叫んだのが決定打となり帰路に。家から質問事項をアシスタントにメールで送付し終了。

前回の課題のやり直しと授業の復習にかなりの時間を要した。プログラミングの才能が無いのか、組んだロジックの誤りに気づくのに時間がかかり、最後にそれらしきシミュレーション結果が出るも、いまいち自信無し。引き続き注力していく必要アリ。

>シュワ知事からの手紙

出来上がった免許証の送付でした。。

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2008年2月18日 (月)

Napa、ビジネス相談等(2/16-17)

>Napaへ

義理の両親を連れてワインの産地へ。何故か最近ゴルフでも訪れることが多い。

Napa_1 現在は真冬のため幹と枝しか無いブドウ。

買い物をして韓国料理屋で最後の夕食。翌日の便でご帰国。SFOで全米の折りたたみ地図を購入。

>中華

近所の方と買い物&中華。

翌日は祝日(President'sDay)。この機会に若干遅れをとっている一部科目の追い上げを図らないとマズい。

>ビジネス

金融工学コースで親しくなったアメリカ人から、日本でのビジネス提携について相談を受ける。もう少し詳細を詰める必要がありそうだが、米国と日本のビジネスネットワーク作りに一役買うことで付加価値を産み出すことができるかもしれない。相手の信頼を裏切らぬよう、慎重に進めたい。

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2008年2月16日 (土)

周遊、授業等(2/9-15)

>家族来訪、周遊

義理の家族が遊びに来ていて、モントレーやベイエリア周辺、NBAやNHL観戦等をこなす。サンフランシスコで生まれ育ったDavidに聞いた穴場(GoldenGateParkの端っこ)にも初めて行き、GoldenGateBridgeの太平洋側からの眺めも堪能。

>GlobalStrategy出席

やはり文化がテーマ。インド映画界についてのケーススタディ。インド映画が国際化出来るのか、ハリウッドとの比較、等。ハリウッドが世界的に成功した鍵については興味深い。映画がアメリカ文化の浸透をもたらしたのか、アメリカ文化がハリウッド映画の浸透をもたらしたのか??

>ABS出席

CreditRiskについて。

>Statistics出席

・宿題

本日締め切りの、たった2問の課題に手こずる。選挙において自分の1票が影響する確率を求める問題と、125銘柄の債券ポートフォリオにおいてデフォルト可能性を織り込んだ期待価値を求める問題。

前者はStiering's approximationを用いて階乗の計算を容易にするというものだが、それでも1百万乗の計算はエクセルでは出来ない。。。実際にはLogを取るというテクニックを使うのだが、それを思いつかなかった自分はサンプル数を減らして無理やり対応。後者は、一つの債券がデフォルトした場合、以降のデフォルト確率を一定の割合で上昇させ(Contagion)、モンテカルロシミュレーションするものだが、時間切れで途中まで。

宿題は最初からとても苦しいものだったが、やはり実際にこなさないと自分が何を理解していなかったのか、分からなかっただろう。

本題はガンマ分布、カイ乗分布、T分布、F分布について、OrderStatisticsについて、Probability plots, Sanpling distributions, point estimators, Small sample estimation。復習必須。再び重たい課題が出る。

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2008年2月 9日 (土)

Statistics、ゴルフ、免許等(2/5-8)

ここのところ朝から晩まで全力疾走気味。

>Statistics講義スタート

来年度のMFE入学予定者向けのプレコース(6週間)が始まった。もともと統計学は苦手分野だったので、独学よりも講義を受けたほうが良いと思って申し込んだが、結論としては極めて良かった。

昨年夏にMFE本コースで受けていた授業のTavella先生が担当。わかりやすいうえ、好奇心をそそるような内容、それなりのレベル、よくまとまったレジュメ等がよかった。ただ、実際のMFEと比べると活気が無い気もする。全体では90名が受講しているのに対し、実際に教室まで足を運んでいるのは19名しかいない(残りはオンライン受講)のも要因かもしれない。出席している19名中、来年度のMFE生は2,3名といったところか。

プログラミングを前提とした宿題が出る。

>Haasでの諸々の授業

あわただしく過ぎていったが、予習・復習で手一杯だった。上記を含めると6つを受講しており、このままいくと消化不良に陥りそうなので、一部ドロップするか手を抜くかの選択を迫れられそう。

>免許取得

今更なのだが免許を取った。試験官はバーバパパのような黒人女性で、助手席に乗られた瞬間に車が沈み、タイヤがパンクするのではないかと心配になった。。

>ゴルフ

またMBAの人達に混ぜていただいてプレー。Napaのど真ん中にあり、コースの至るところにブドウ畑が。野うさぎが出てきたり、白鳥がいたり、遠くの山や海の眺めがよかったり、とにかく素晴らしい環境だ。それがプレーに反映されないのが痛いところだが、実力が無いので仕方ない。

明日より義理の家族が来訪するので、あちこち案内する予定。

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2008年2月 5日 (火)

国際戦略&スーパーボウル(2/3-2/4)

>授業 "Global Strategy & Multinational Enterprise"参加 (2/4)

ケースをベースにした議論。国際戦略において地方分権→中央集権化を目指したPhilipsと中央集権→地方分権化を目指した松下とを対比させ、それぞれの戦略・構造・プロセスの違いについて議論。最後はお馴染み、独自の歴史観によるそれぞれの経営環境の違いを説明して終わり。つまり第一次大戦前後の保護貿易主義が台頭している最中に発展したPhilipsと、第2次大戦後のアメリカ統治から解放された直後に発展した松下とでは、当然組織形態に違いが出て来るというもの。
途中、Philipsの重役(社長?)が90年代にハーバードで行った講演を上映。
日本のカルチャーに相当詳しいようで、若干誇張されているもののポイントは当たっているような気がした。かつて日本がこのようにして注目されていたのか、というのがひしひしと伝わってくる。その話題になる度に発言を求められたが、そのおかげかクラスの皆さんとは顔見知りになることが出来た。
受講者は15名程度でアットホーム、アジア人は自分以外に全くいない。
>スーパーボウルTV観戦(2/3)
非常に面白い試合で、最後の3分で逆転・再逆転。結局無敗記録を続けてきたペイトリオッツがまさかの黒星。QBマニングばかりにスポットライトが当たったが、ペイトリオッツの二枚目QBブレイディが言っているように、ジャイアンツのディフェンスの好調が要因だと思う。尚、サウスベイではペイトリオッツの逆転の直前に停電でTVが見れなくなったらしい。最悪だ。
>停電(2/3)
雨が続き、明け方に2度停電。ろうそくや非常用食料はすぐに出せるよう準備しておかなくれは。

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2008年2月 3日 (日)

Idioms & Korean BBQ(2/1)

>AdultSchool

月1回土曜に開催されているIdiomsのクラスに参加。

ただIdiomを解説するだけではなく、日常生活での使われ方について、広告やTVコマーシャル、漫画、映画やドラマのシーンを実際に見ながら覚えるというもの。先生自作のビデオテープはそのIdiomの使用場面ばかりが編集されており、手が込んでいる。聞いてみると1回の授業で8時間を要するとのこと。

from scratch, in and out, rip off, meet one's match, go stag, grin and bear, all the bells and whistles, soon-to-be, take a rain check etc.

このような表現は殆ど自分から用いたことは無いが、実際によく使われているようだ。

>韓国料理店へ

急に焼肉が食べたくなり、同じアパートの韓国人の方と近隣の韓国料理店へ。ユッケを頼んだら特盛りでびっくり。ビビンバ、冷麺、カルビ、その他キムチ類などで腹一杯に。

もうすぐ帰国されてしまうので寂しい限り。。

翌日はいよいよスーパーボウルだ。

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2008年2月 1日 (金)

授業&ゴルフ、食事(1/31-2/1)

(1/31)

ひたすら授業に参加

>Asset Backed Securities

OptionAdjustedSpreadやStaticSpreadとその算定方法、様々なアプローチ(Structured Model, Reduced Form Model)、どの要素(季節、住宅価格、バーンアウト)を織り込むかによって異なるプリペイメントモデル、etc. これに金利モデルが加わるので大変複雑だ。まだ研究途上といったところだが、いつの日か天下統一されるのだろうか。

>BehavioralFinance

効率的市場について。隣に座ったMFE生にちょっかい出されたりノートPCを開いたりして何とか2時間しのぐ。

>M&A

一応先生の展開する議論は筋が通っているようだが、まだ2回目で深い議論に至っていないせいか、何ともいいようが無い。聴講生という立場上、評価するなどと偉そうなことは言えない。

(2/1) 

>ゴルフラウンド

MBAの日韓ゴルフ交流戦に混ぜていただいた。スコアは自分としてはよくも無く悪くは無くといったところだが、良い運動と気分転換にはなった。ここで出会った韓国人達は、普段近所やAdultSchoolで交流のある韓国人とは全く違うオーラだったので、これまた良い経験に。

>食事

親しくしてもらっているDavidと夕食。国際問題や文化等について。この国では個人間の信頼関係が出来ると力強いとつくづく感じる。

>奇妙な問題解決

どうでも良いことだが、MFE生の中にいつも会うと挨拶したり与太話をするのに、どうしてもきっかけがなくて名前をお互い知らなかったという相手がいた。授業の合間にようやくその問題が解消。以後は名前で呼び合えるようになった(笑

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